名張小学校区放課後児童クラブ3
建物基本情報
- 所在地
- 名張市丸之内51-1,52の各一部
- 発注者
- 名張市
- 区分
- 新築
- 工期
- 着手 令和元年10月17日
完成 令和2年2月21日 - 階数
- 地上1階
- 構造
- 木造
- 延床面積
- 82.8㎡
- 工事費
- 17,763千円
- 木材利用量
- 6.0㎥
- うち県産材利用量
- 6.0㎥
- 設計
- 株式会社森本建築事務所
- 施工
- ライフアート株式会社
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1木造・木質化を選択した背景
木材は、柔らかく温かみのある感触で、施設の快適性を高めるなどの優れた性質を備えています。また、県産材を利用することは、三重県の森林の循環に資するだけでなく、輸送時の二酸化炭素発生量が少ないことから、地球温暖化対策に貢献することにもなります。そこで、「名張小学校区放課後児童クラブ3」が木材の良さや利用の意義を学ぶ「木育」の場として利用されるよう、木造を選択しました。
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2木材の使用箇所や工夫点
構造部材及び床に木材を使用しました。木造であることが見てわかるように、天井の梁を現しとしました。
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3木造・木質化した感想
職員や保護者によると、
- 木の香りがして心地よく、リラックスできる空間である。
- 木材が温度調節の役割を果たしているため、他の建物と比べて夏は涼しく、冬は暖かく感じる。
- 見た目がやさしく温かみを感じる。
- 木は柔らかい感じがして、コンクリート製の建物より安心して子どもを遊ばせることができる。
等の意見がありました。