明和町立 明和中学校
建物基本情報
- 所在地
- 多気郡明和町大字坂本1237-1
- 発注者
- 明和町
- 区分
- 新築
- 工期
- 着手 平成30年7月30日
完成 令和元年12月27日 - 階数
- 地上2階
- 構造
- 鉄筋コンクリート造 一部木造
- 延床面積
- 8883.0㎡
- 工事費
- 2,517,202千円
- 木材利用量
- 199.0㎥
- うち県産材利用量
- 168.0㎥
- 設計
- 株式会社青島設計
- 施工
- 株式会社淺沼組
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1木造・木質化を選択した背景
「明和町の歴史的まちなみや文化を継承し活発な交流と町への愛着を育む学校」をコンセプトに、三重県産材のスギを普通教室の屋根小屋組みや木製ルーバー天井に使用し、木の温もりを感じられる校舎を目指しました。
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2木材の使用箇所や工夫点
校舎の主構造は耐震性・耐火性・耐久性に配慮し鉄筋コンクリート造としましたが、2階に配置した普通教室の屋根小屋組みに県産材の集成材を採用し、木架構を現しとすることで開放的で温もりのある空間となるよう工夫しました。
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3木造・木質化した感想
スギを用いた普通教室の屋根小屋組みは、生徒や教員から開放的で、明るい教室に木の質感が映え、広がりのある空間と木の温もりを感じることができると大変好評です。木製ルーバー天井をはじめ、随所に使用された木材は生徒に木の良さを伝えています。