亀山市立 川崎小学校
建物基本情報
- 所在地
- 亀山市能褒野町77-22
- 発注者
- 亀山市
- 区分
- 改築
- 工期
- 着手 平成28年6月24日
完成 平成31年2月28日 - 階数
- 地上2階
- 構造
- 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
- 延床面積
- 7,905.14㎡
- 工事費
- 2,135,948千円
- 木材利用量
- 100.6㎥
- うち県産材利用量
- 16.4㎥
- 設計
- 株式会社東畑建築事務所 名古屋事務所
- 施工
- 堀田・白川特定建設工事共同企業体
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1木造・木質化を選択した背景
亀山市では、「亀山市公共建築物等木材利用方針」に基づき、公共施設において木材の利用を促進しています。川崎小学校においては、改築にあたっての基本方針の中で、「景観・周辺環境に配慮した学校」を掲げ、ぬくもりのある校舎とするため、内部をできる限り木質化することとしました。
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2木材の使用箇所や工夫点
川崎小学校は、コミュニティ・スクールを導入しており、学校には日々たくさんの地域住民の方が来校されます。そのため、利用者の目に付きやすい「内の広場」の天井ルーバーや普通教室前廊下の天井、将来を担う児童が毎日使用する児童用机・椅子に県産材を用いることで、木材への親しみを持てるよう工夫しました。
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3木造・木質化した感想
内装を木質化することで、ぬくもりのある校舎となりました。また、内装材と児童用机・椅子等備品を同系色にしたことで一体感が出ています。教職員や保護者からは、「落ち着いた空間で、学習しやすい環境である」など好評を得ています。